糖尿病予防で気をつけたいこと
普段から血糖値の高い人は
糖尿病を含む生活習慣病の予防・改善のためには、最低でも週に3回ほど、ジョギングやスイミングのような有酸素運動を20〜40分程度するのか効果的ですが、血糖値が高めの人は早朝や食事前などの血糖値が下がった状態で運動するのは出来るだけ避けるようにしましょう。
普段から血糖値の高い人が、寝起きや空腹などの低血糖状態で運動してしまうと、発汗や手足のふるえ、めまいを起こしたり、ろれつが回らない状態になってしまったりすることがあり、更に症状が進むと意識障害を起こして昏睡状態になることも考えられます。
もし糖尿病の方が、このようなような低血糖昏睡を起こすと、処置をしなければ最悪死に至ることもありますので、充分に注意しましょう。
最近は、高血圧や内蔵肥満、脂質代謝異常などが重なって起こるメタボの人も多くなっています。
メタボと糖尿病はかなり密接な関係があり、体がメタボの状態で糖尿病を患ってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞などの合併症を引きこす確率が非常に高まります。
メタボ予防は、糖尿病予防にも繋がりますので、太りやすい方や、血圧が高めの方などは、出来るだけ早期に食事療法や運動療法でメタボ改善に努めましょう。