糖尿病の予防・改善方法

不治の病といわれる糖尿病にならないための予防法とは
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糖尿病を予防するには


糖尿病は予防がとても重要

 糖尿病は、一度かかってしまうと完治することはない、といわれるとても怖い病気です。

 例え、治療によって血糖値をコントロールし、普通と変わらない生活を送ることが出来るようになったとして、糖尿病にかかってしまうと体の隅々にまで広がる血管に深刻なダメージを与えてしまい、そのダメージが他の病気を招いてしまう危険性が高まるのです。

 しかも糖尿病は、命に係わる危険性の高い合併症をおこしやすく、特に、神経・目・腎臓にその弊害が現れやすいのです。

 そうならない為にも、糖尿病は予防がとても重要であり、食生活や生活習慣の乱れは早めに改善するようにしましょう。

 糖尿病予防は、他の生活習慣病と同じように、動物性脂質を避けて、適量の炭水化物や良質なタンパク質、ミネラル・ビタミン豊富な野菜などをバランスの良いくとること。

 そして、肥満防止にも良い食物繊維を積極的に取り入れるようにするのが大事です。

 また、軽めの有酸素運動を週に3回ほど、30〜50分程度で良く、継続する事で血糖値の上昇を防ぐことが出来ます。

 もちろん、アルコールやタバコ、ストレスなども糖尿病を進行させてしまいますから、できるだけ控えるようにしておきましょう。

 糖尿病も、初期の段階であるならば生活習慣を改善することによって治療することは可能な病気です。

 ですから、早めに発見できるように定期的に検査を受け、生活習慣の改善に努めるようにしましょう

 糖尿病が重度の場合などには、インスリン治療としてインスリンをペン型の注射器などによって皮下注射し、血糖値上昇や糖尿病型昏睡などの治療に移行します。

このように、糖尿病の治療は段階を踏んでより医学的に高度な方法が取られていきます。